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② 英文レジュメは「英訳」ではない?


海外就職で大切なのは「正しい英語」だけではない理由

日本で働いてきた経験を英文レジュメにするとき、

「この日本語を英語にすると何になる?」

と考えてしまう人は少なくありません。


もちろん、正確で自然な英語にすることは大切です。

でも海外のResumeで考えたいのは、それだけではありません。


「この経験を海外の採用担当者にどう理解してもらうか?」という視点です。


例えば、

「顧客対応を担当」

という経験を英語にすること自体はそれほど難しいことではありません。

でも英語として正しく表現できたからといって、その人の経験の価値まで伝わるとは限りません。


ここに、翻訳と海外の英文レジュメの違いがあります。


翻訳と「キャリアを伝えること」は違う?

翻訳では、基本的に元の文章を別の言語に置き換えます。

一方、英文レジュメでは「この経験を、ターゲットとする採用市場でどのように理解してもらうのか」

という視点が必要になります。


つまり、Resume ≠ English Translationなのです。

英語を自然にすることはもちろん重要です。

でも英文レジュメで本当に考えたいのは、「この人は、どのようなProfessionalとして伝わっているのか?」ということ。同じ経験でも、伝え方によって採用担当者が受け取る印象は変わります。


だからこそ英文レジュメは単なる「英語版の職務経歴書」ではありません。

ではなぜ日本で自然に伝わる経験が、海外では伝わりにくいのか?


日本の職場では会社名や役職、部署名、業務内容などに一定の共通認識があります。しかしその背景を知らない海外の採用担当者にとっては、同じ情報がそのまま理解されるとは限りません。


日本では当たり前の情報が海外では説明不足になってしまうことがある。


ここが海外向け英文レジュメを考える上で重要なポイントです。

次回は「日本では伝わるのに、海外では通じない」という問題について、米国で育ち、NYCで実際に就職活動を経験した私自身の視点からもう少し詳しくお話しします。

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